初骨董 大江戸

Ubu.4 六朝時代 俑


彼が枕元に立った。
笑うでもなく、泣くでもなく、ひどく疲れているようだった。
顔は土枯れた土塀のようにかせていてひどく渇いていた。
心なしか顔すじに銀化のように涙が光っているように見えた。
幸いである。もうすべて終わったのである。
幸いである。罪はすべて浄化され、すべては次に向かっている。
幸いである。あなたは救われ、新しい生命が始まろうとしている。
幸いである。もう一度あなたは、その銀化の粒から始めるのである。
悔むことはない。悲しむことはない。
驚くことはない。恐れることはない。
辛い果てしない道の始まりであるが、しかしそれは皆同じである。
そうあなたも同じである。すべたは新たに始まろうとしている。
この銀化の粒から。                                     ―店主―
俑 六朝時代 箱あり 高47
有難うございました


[2009.12.11 Friday 13:52] [販売中の商品]

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