初骨董 大江戸

古物ノチカラ Vol.1 阿弥陀仏 開元七年



此の街は恐ろしいことになってしまった。老若男女どいつもこいつも街を歩きながら二人にひとりは右手に七色に光る金銅仏を握りしめ、前かがみになって「ぶつぶつ。」と呟いて歩いておる。この国はとうとう神も仏もいなくなり末法の時代になってしまったようだ。なんと哀れ。なんと因果。憐れむべき情景が車窓する。若者達は感覚でこの時代では救われないことを悟り、ひたすら念仏を唱えているではないか。まるで千年も前のこの国の姿に戻ったようだ。恐ろしや平成の世の携帯曼荼羅。南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。孫様金銅仏。極道占い師が今日の運気を届けなさる。かくゆう私は天王☆人。コリン☆人の大ファンである。おっと、そんなところに空也様から水滴の音とともに今日のお言葉が届いた。
「今日の貴方は65点。」空は曇天が広がる。

    大唐開元七年と記す。 719年 阿弥陀仏





有難うございました

[2010.10.20 Wednesday 18:03] [販売中の商品]

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