初骨董 大江戸

竜頭ノ杖

 


詩篇 3 噴水公園

あの公園へ行こう。
夕暮れ、七色に輝く僕の背丈の何倍もの高さで噴水を噴き上げていた
あの噴水のある公園へ。
ガード下トンネルを抜けて左に曲がったところにあった
あの噴水のある公園へ。
夕方僕は彼女に手をつながれ病みかけた葡萄の弦のある家へ向かった。
そこには数人の僕のような子供ら。
無邪気にはしゃいでいた。
大概の子供は深夜彼らが夢の中の頃帰った。
僕とたけし君は背の高い琴のある部屋に泊った。
朝一、独りで着替えて朝食も取らずに葡萄の弦の下で彼女を待った。
朝もやバスの中はまだ数人の人。
ガード下トンネルを抜けて右に曲がったところで僕は見た。
雲の間に間、一筋の朝ノ光があの噴水のある公園に差しこんでいた。
噴水はソノ光に照らされ夕暮れのそれとは比べ物にならないくらい金色に輝き
その瞬間、一頭の龍がとぐろを巻きながら天に駆け上がっていった。
僕は本当に見たんだ。

あの公園へ僕は行こう。




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